巻機山ヌクビ沢~スノーブリッジのない夏:2016年8月

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2016年8月6日、巻機山の割引沢からヌクビ沢を登って割引岳に寄って、巻機山から井戸尾根を下りてきました。

それでは当日の日記です。


 当日歩いた巻機山登山口の桜坂駐車場、ヌクビ沢、割引(われめき:わりめき)岳、巻機(まきはた)山、井戸尾根の地図はこちら。



朝の巻機山駐車場です。
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巻機山は日本百名山の一つに数えられる名山ですが、ふもとから見えないことや、アプローチの長さなどもあって一般的にはあまり知られていないかもしれません。南魚沼市の六日町の奥、群馬県境の山です。


注意書きの看板があります。
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(ヌクビ沢コース・天狗尾根コースは、雪渓の状況が不安定で危険ですので、初心者の方は入山禁止とします。)


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私が今日歩く予定の割引沢~ヌクビ沢は、通常の年だと9月頃まで残雪やスノーブリッジがあって難しいらしいのですが、昨シーズンは雪が少なく、事前にネットで調べたところでもヌクビ沢のスノーブリッジは無いようだったので、今回チャレンジすることにしました。今月の北アルプス山行のトレーニングも兼ねています。


6:22、それでは出発~ 今日の日記は長いです。ウソではありません。ホントに長い。地図のコースタイムで約9時間(長いな)。しかも、物珍しい景色の沢が延々延々続くもんだから仕方がない。日記が長くなるのは私のせいではない。
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すぐに沢コースと尾根コースの分岐があります。登りは左のヌクビ沢コースを行き、帰りは右の井戸尾根を下りてきます。
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しばらく樹林帯歩き。遠くで山伏の方のホラ貝が響いています (プオオ~ プオオ~~♪)
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キノコ。図鑑で調べたけど名前はわからないですね。
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こちらも名前はわからないけど、ナニかの形に似ているキノコ(ペニタケと命名)
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巻道と割引(われめき:わりめき)沢の分岐。ここを沢の方へ。
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割引沢に出ました。
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沢を渡ります。沢の向こうに赤いペンキで丸い点が書いてあります。
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石に書いてあるこの赤い点や矢印をたどって沢を上って行きます。
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さすがに山と高原地図(越後三山)の破線ルート。ワイルドな道です。
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なかなかスリリング。このワイルドさは去年の御前ヶ遊窟以来だな。
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岩肌を流れる吹上ノ滝の下部です。随所に滝壺もあり。
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クサリも登場。しかし、このルートはクサリは少なかったですね。必要なところにはロープが多かったです。
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続く吹上ノ滝。
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岩肌をなめるように流れ落ちていく吹上ノ滝。
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振り返ると、V字谷の向こうに「上越のマッターホルン」こと大源太山の尖った山容が目を引きます。
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緩い傾斜の明るい岩肌が続くゾーンです。
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このあたりが吹上ノ滝の上部ですかね。
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岩の間を水が落ちて流れる美景。いいですね。
さて? これはどう行くんだべ? (左の方へ上がります)
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吹上ノ滝上部から大源太山方向を振り返る。
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そして、次はアイガメノ滝が登場!
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アイガメノ滝の下部に行く道、というか、このあたりの道はロープをつかんで歩かなければならなかったり、なかなか油断がなりません。
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ダイナミックに流れ落ちるアイガメノ滝。
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歩いてきたところを振り返る。下写真2枚の、右側の方をたどってきましたが、足元が濡れていたりして緊張感が途切れません。ヘルメット着用がベターでしょう。沢登りの人は、こういう沢の中を楽しみながら上がって来るみたいです。そういう上級の楽しみ方もあるんですよね。
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こちらは私がこのあたりを歩いている写真。後日、この日記を見た、この後お会いする方にお送りいただきました。
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ほとばしる水しぶき! 清涼感は満点!
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アイガメノ滝を右に見ながら、急坂のロープをつかんで登る。ちょっと緊張感あるが大丈夫。
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アイガメノ滝の上に来ました。
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赤いロープが垂れ下がっています。
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ロープを頼りに対岸に渡ります。ここは大したことありません。
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沢の中の岩をたどって進みます。正面に天狗岩が見えてきました。
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そしてこの日の1回目の難所に来ました。下写真のでっかい岩のあるポイントです。結論から言うと、このでっかい岩を直登した方が安全かと思います。そんなに難しくありません。写真に写っている方が教えてくれました。先ほどの私が写っている写真はこの方が撮ってくれたものです。
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下の写真は、上の写真のでっかい岩の上から撮ったもの。
最初私は、山際の道を進みました。赤いペンキで矢印が書いてあったからです。ところが、ちょっと行くと道が細くなり、しかも濡れていて滑りそうです。山側の植物をつかんで行けば行けそうですが、この植物を命綱にする勇気が私にはありませんでした。しかも、草を握って一歩足を踏み出したところで、怖くて動けなくなってしまったのです。 
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動けなくなったところで岩の上にいた方に聞くと、岩を直登した方がよいとのこと。ということで引き返し、難なく岩の上に上がることができました。

あとでもう一度、この方に助けられることになります。


先へ進みます。
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この日は朝のうちは雲一つなく晴れていたのですが、進む方向が逆光気味になるのと、谷で日が当たらないので青空の「スカッ!」とした写真がなかなか撮れません。


こちらはミヤマシシウドと、左側の山。
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ヌクビ沢出合に到着です。これまで歩いてきたのが割引沢で、ここから左が割引沢、右がヌクビ沢になります。私はヌクビ沢を行きます。
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ここで先ほどの方が休んでおられたので、私も休憩。

先ほどはありがとうございましたとお礼を言い挨拶をすると、なんと北海道から来られたとのこと。今日は大学時代の集まりがあってこのふもとで泊まり、明日は谷川岳へ行くのだとか。ここに来るのは20年ぶりで、その時は残雪期に来て、その方が歩きやすかったとか。今日は途中で引き返す予定だとおっしゃっていました。

来し方を振り返る。
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それではいざ、ヌクビ沢へ。先ほどの方より先に進みました。
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こんな石の上をたどって行きます。
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途中から右の山の中へ。
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山ブドウですかね。
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吹上ノ滝の下ですでにトレッキングポールの先ゴムを1個ロストしていたのですが、このあたりでまたロスト。最近は山に行くたび1個は無くす感じ。
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(今回はダブルロスト


登山道を傷めないためにもカバーは必要なんですが、もう予備がなくなってしまったので仕方ありません。また買わないと(いったい何個目?)


またヌクビ沢に出ました。
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先へと進み、来し方を振り返る。
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さて、また滝が現れました。ここが布干岩というポイントのようです。しかし、、、
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(あれ? これはどこを行くんだ?)

赤ペンキの指示がありません。でもどうやらこの滝の左側を直登するようです。こんな岩壁登れんのか?


しかし、歩いてみると見た目ほどの角度はなく、フリクション(摩擦)も効いて問題なく上がれます。
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まだ日の光が当たらないため、布干岩の明るさがよくわかりませんね。
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こんな水がめもあったりして、時間に余裕があればゆっくりと水浴びして寛ぎたいところでした。
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先ほどの方が後から登って来られます。
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布干岩上部。まさに布を干すのに適当な感じ。
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布干岩も終わり、ヌクビ沢を進む。
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岩ゴロゴロ。
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赤ペンキの矢印とか丸い点があるので、そっちに進めば合ってます。まあ基本的に沢を上がって行けばよいので迷うようなことはないと思いますが。
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またポイントが近づいてきました。
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右へ行くと三嵓沢(みつくらさわ)、左がヌクビ沢です。三嵓沢は沢登りの人向けのルートのようでそれなりに登られているみたいですが、山と高原地図にはルートは図示されていません。
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透き通る美しい沢の水。
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私は左のヌクビ沢を進みます。すると、行者ノ滝が現れました。
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段差を流れ落ちる行者ノ滝。
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この滝の右側の岩を登るんですけどね、写真だと別に大したことなさそうでしょ?
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じゃあね、

アナタ、行ってみます?

特にそこの高所恐怖症のアナタ、

マヂでション○ンちびりますよ?


滝の右側の岩壁を登ればいいらしいんですよ。岩に丸印も書いてありますし。
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ほとばしり流れ落ちる行者ノ滝。この右側を登ります。
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岩に取り付いてみます。



しかし、、、



あれ? 結構急だな(??;)


ホントにこれを上がるのか? なんでロープとかクサリがついてないんだ?


そして、

あまりに急で長くて高度感があるのと、途中で赤ペンキの指示も無く、また動けなくなってしまった(動けなくなるのはこの日2回目)


(困ったな~~; これはホントにこれを上がるのか?)と、また恐怖で動けなくなったところで下を振り返ると、先ほどの北海道の方が何やら指示してくれています。
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(この写真ではわかりにくいですが、先ほどの方がジェスチャーで指示してくれました。)

どうやら少し右に移動した方が登りやすそうとの指示がいただけました。

こちらは後日、この方がこの日記をご覧になってメールでお送りいただいた、私が行者ノ滝を上がっているときの写真です。ちょうど動けなくなってるあたり(ありがとうございました)
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高度感もあるので怖くて後ろを振り返ることもできません。三点支持(両手両足のうち3つを接地し、1つを動かすこと。動きが安定する)で、緊張に体をこわばらせながら岩にへばりつくように登り、なんとか無事難所をクリアすることができました。
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(Bは行者ノ滝を乗り越えた! 経験値が1上がった!)


ヌクビ沢と割引沢は「下山禁止」になっていますけど、この行者ノ滝の脇の岩場を下るのはやっぱり特に危ないと思います。登りはいいんですよ。でも下りでひとたびズッコケた時のことを考えると、やっぱり危なすぎて下りには不向きなんだと思いました。

この日のルートで会ったのは、この方だけでした。しかも、この日私が行き詰まった2ヶ所ともこの方のアドバイスで乗り切ることができたのです。不思議です。不思議でなりません。まるで私をサポートするために現れてくれたかのようでした。

そしてこの方も私と同じくヌクビ沢を上がり、井戸尾根を下りられたそうです。後日私がヌクビ沢を歩いている写真をお送りいただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。





ヌクビ沢を詰めて行きます。
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振り返る。
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ミカエリソウ
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樹林帯に入り、石に座って休憩。
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歩き始めて2時間半が経過。このあたりで右ひざが痛み始めました。

先週守門山の入塩川コースを歩いた時に右ひざを痛めたのですが、2、3日したら治りました。しかし、まだ完治はしていなかったようです。

結局ここからあと6時間以上、右ひざの痛みを抱えながら歩くことになりました。


小さいホタルブクロみたいな、ツリガネニンジン。
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右側が深い谷になっているところに出ました。
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右側切り立ってます。
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ロープもあるので、念のためつかんで歩きます。
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トリカブト。花はきれいですが毒草です。
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下降点に来ました。ロープが張ってあります。
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飛び降りるには高いです(3m程度?)。やはりロープを使って下りる必要があります。


しかし、

俺ぁロープを使うのが、つくづくヘッタクソなんだな。

ロープをつかんで垂直の岩壁を下り始めたものの、すぐに足を滑らせて落下してしまい、その拍子に右ひじをしたたかに岩壁にぶつけてしまった。下は後日撮った、右ひじの傷跡。

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(OUCH!)


ロープを下りて沢を渡り、対岸からそのロープ場を見たところ。
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どうってことなさそうに見えるでしょ?

じゃあね、

そこの高所恐怖症のアナタ、ここ、行ってみます?
3滴チ○リますよ?(うるさいなあ)


さて、まだまだヌクビ沢は続きますよ。
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もうどこを歩こうがお好みでアズユーライク。
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この日は新潟でも38度以上あったところもあったりして暑い日でした。
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でもそれほど暑さを感じなかったのは、沢筋を歩いていたからかもしれません。
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振り返ります。
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まだまだ続く、
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清流ヌクビ沢。
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とにかく赤点とか矢印をたどって。
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まだまだ終わらんヌクビ沢。
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なーがいなーがいヌクビ沢。
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右側の岩の上に赤点が見えますね。
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V字谷を流れるヌクビ沢も流れが細くなってきました。
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この滝は右側を高巻き。しかし急坂で、ひざが痛いのにキツイ。
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いや~、まだ終わらんのか。しかし、スノーブリッジって、ある時はどんな感じであるんだろ?今年はまったくないけど。
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歩いてきたヌクビ沢のV字谷。
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もうそろそろ終わりだろ。
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いや~~、
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登っても登ってもヌクビ沢(XX)
(もうヤになったでしょ?)
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稜線が見えてきました。さすがにもう沢の終わりも近いだろう。
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岩に書かれた矢印に沿って左へ。
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いよいよヌクビ沢もか細くチョロチョロ流れるところまでやってきました。
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そして、あるところで沢筋から離れ、右側の山に取り付くらしいポイントに来ました。


しかし、、、、、



(あれ? これを上がるのか?)
 


地図には「草付きの小尾根」って書いてあるんですけどね、

なんだよこの壁みたいな急角度の坂は。

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(ぐぬぬぬぬ;)


急坂で、しかも結構長い。怖くて振り返ることができない(行者の滝と同じ)

なんでロープとかクサリがないんだ? 三点支持で岩や草をつかんで慎重に登りました。

この時ほど草がありがたいと感じたことはありません。
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(草も大事な登攀アイテム)

そしてついに尾根上に出ました。
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 左手の天狗尾根。
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ハンゴンソウでしょうか。
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シモツケソウ。
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コゴメグサの仲間。
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そしてついに巻機山の稜線に出ました!「下山禁止」の看板があります。
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ここまで駐車場から4時間半かかりました。まだ稜線に出ただけですが。

今日歩いてきた道では、まったく残雪はありませんでした。通常の年だと9月まであるそうですが、昨年は雪が少なかったですからね。残雪、スノーブリッジがあると、途端に難易度が上がるのでしょうね。





左手を見ると、割引岳(われめき:わりめき)がすぐそこに見えるので行ってみることに。
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ひざ痛は相変わらず治りません。

え~~~ん; 右ひざが痛いよォ~~~(男なら泣くな)
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そして、割引岳に到着です。黒い点に見えるのはトンボ。
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割引沢を詰めて天狗尾根を上がってくると、割引岳に直に上がってくることができます。こちらも「下山禁止」の看板がありました。
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この割引岳と、稜線で連なる巻機山、牛ヶ岳を総称して「巻機山」ともいうそうです。
左が牛ヶ岳、右側が巻機山。
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ここで小休止。巻機山&牛ヶ岳を眺めながら、おにぎりいただきまーす♪
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しばし休んで、それでは巻機山に行きますよ。
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眺望がいいです。左を眺めたところ。手前の山は大兜山、小兜山の稜線ですかね。
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割引岳を振り返る。形のいい山で、登高意欲をそそられますね。
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木道もありーの。
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小さな池塘越しの牛ヶ岳。巻機山から続く山容は、まさしく「臥牛」(がぎゅう:寝そべった牛)といった様子に見えなくもありません。重厚でどっしりとしていて、まさに「牛」です。
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下写真左側のピークが巻機山の山頂のようです。しかしもう右ひざがどうにも曲がらない。痛い。
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黄色い花越しに牛ヶ岳。
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そして巻機山に到着~~~、って、あれ?

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「巻機山頂」の道標があり、「1967M」と書かれています。井戸尾根から上がってきたところと、割引岳~牛ヶ岳の稜線が交差するポイントですが、標高がたぶん間違ってます。ここは地図によれば1930mの標高のはずですが。なんであえてこんな簡単にわかる間違いを?
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ここまで来たら、やっぱ巻機山塊の最高点まで行くっしょ(ひざの痛みより執念が勝る)


というわけで先に進みます。
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池塘と木道と巻機山と青空。これこれ、これが夏山。
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もうちょっと。
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そして、
ここがホントの1967m、巻機山の最高地点。
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のはずだけど、あれ?
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ケルンがあるのみで、道標などの表示はありません。なんでだ?どう見たってここが最高点なんだが、どうしてこの扱いなのか(謎)

牛ヶ岳へと続く道。さすがにもうそこまで行く元気はありません。
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ここでゆっくり休んでから歩き始めると、

あら? なんかひざが痛くないぞ♪


と思ったのも1分くらいで、また痛いひざを引きずって歩くことに(あ~あ)


巻機山頂の広場に戻り、井戸尾根を下ります。

痛むひざを引きずって、標準コースタイムで3時間の長丁場(もう絶望的)
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(正面に見えるニセ巻機山の登り返しがあるのが、もう絶望感満点)


池もあり。
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整備された木道で歩きやすいんだけど、ひざは痛い。
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ところが、歩いているうちにあることに気づいた。

どうも右足を開いて歩くとあまりひざが痛くないようです。

そこで、

秘儀、「トの字歩き」と命名。
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(ひざの痛みには、バンテリンより「トの字歩き」が効きます?)


しかし、やっぱり「トの字歩き」も1分くらいで不自然な動きがたたってまた足がおかしくなり終了(なんだよ)


ヘロヘロになって、巻機山避難小屋に到着。
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小屋の中では木道工事をしておられる方々が休憩していらっしゃいました。お仕事ご苦労様です。こちらもいつか泊まってみたいですね。


小屋の前にはテント場も。テントが写真に写ってませんが、斜面右側の広場です。
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さーて、一休みしたし、歩かないと帰れないので行きましょう。
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疲れた体と痛むひざに、登り返しが効くこと効くこと。
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ニセ巻機山に到着です。前巻機山とも。ここが九合目?10分の9ですか?(ガーン)
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ここからあとは、ひたすら下り。
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皆さんスタスタと下りていくのですが、、、
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こちとら、右ひざが痛くて曲がらんぜよ!

曲がれ!

ヒザ! (ユリゲラー カモーン!)
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(しかし痛くて曲がらない)


片足ですけど、「ひざを曲げないで歩く」のって、結構厄介なんですよね(やってみてください)。しかも、痛くて曲げられないんです。


それでもゆっくりと、
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だましだまし、
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歩いて行きます。
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樹林帯の中で見つけた赤いカサのキノコ。
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写真よりもっと赤みが強かったような気がしますが。「新潟県のきのこ」という本によれば、「ブナベニタケ」が一番近いのかなと。でも、キノコはよくわかりませんね。
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六合目の展望台から。手前に尖る天狗岩と、奥に天突く割引岳。これは百名山にふさわしい眺め。
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下の写真中央の沢筋がヌクビ沢。ついさっきまであそこを歩いていました。
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檜穴ノ段という、ブナの樹林帯です。
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白く明るいブナの森。私の好きな空間です。
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五合目まで来たぞ~
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巻機山も遠くなりました。見えているのはニセ巻機山ですかね。
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結局ひざの痛みは消えることなく、何度も休み休み下ってきました。
下りでひざとか足が痛くなることってあると思います。そういう人は、下りでこそ積極的に休んでいいんですよ。ちょっと休めばまた歩けますから。
20160806nukubi0395.jpg 


登山道終わり。ここからは車道。
20160806nukubi0396.jpg 

そして巻機山の1967m地点から3時間半、朝駐車場を出てから9時間10分で戻ってきました。


ひざよ、 あれが終点だ!(リンドバーグ風)
20160806nukubi0397.jpg 


今回はヌクビ沢にまったく雪がなかったので雪に絡む難しさはありませんでしたが、スノーブリッジができてる時などはそれを越える難しさもあるのでしょう。いずれにしても、初心者・初級者の単独行は無理です。って、こんなとこ行かないか。

この日記を書いている今はもうすっかり右ひざの痛みは取れました。夏のロングトレイル前に一回足を痛めつけておくと本番での歩きが楽になるので、これは想定の範囲でもあります。これで準備は完璧、かな?



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コメント

1979. おぉマキハタ山(*^^*)

遠征前のトレーニング山行、お疲れ様
であります!
今年の8月は盆休みナシ(・・;)で…新潟に
行く時間なく…8/6 さいたま・8/7お台場
でNGT参加のイベント見てました^^;

東京近郊も連日の猛暑で…野外ステージ
の欅坂46(新曲アリ)は止めておきました
(苦笑)
  • 2016-08-11 17:00
  • DDH ひろかず
  • URL
  • 編集

1980. Re: おぉマキハタ山(*^^*)

DDHひろかずさんこんにちは。

トレーニングでだいぶ足をほぐしたので、これで大丈夫かな~~と、期待したいところであります。

ヒロカズさんもアツイ夏を楽しんでおられるようですね♪

1981. きょうは山の日、盆休み(^^;;

マキハタ山ですか!
遠征前のトレーニング山行お疲れ様デシタ(*^^*)

私は8/6 さいたま〜8/7 お台場、へNGT
参加のイベント2日連続で追っかけして
おりました(笑)
8/11山の日…明日は出勤日⁉︎のため遠出
できず、自宅で過ごして終わりそうデス
(/ _ ; )
  • 2016-08-11 17:18
  • DDHひろかず
  • URL
  • 編集

1982. 甲子園球場 8/11第2試合

ワタシの端末で「投稿失敗」表示があったので再度
書き直し…で同じ様なコメント二つで御容赦デス
(・・;)
TV観戦してた中越高校vs富山第一高、9回裏0-0で
延長戦、かと思いきやサヨナラ得点で敗退デシタ…

富山といえば黒部第四ダムは、群馬の利根川水系と
違って「満水状態 」でしょうかね〜( ´ ▽ ` )ノ
  • 2016-08-11 21:35
  • DDHひろかず
  • URL
  • 編集

1983. 

おはようございます、B・Yさん!
8月6日、土曜日ですね。
その日は私もある山に行っていました(^^
この季節の山は、本当にいいですよね!
沢の道は素敵だけど、ちょっと怖いところがいくつもあって、私もきっと振り向けません(^^;
最後の草を掴みながらの登りは、多分泣く泣くやっている気がします…。
無事に稜線に出られて、大変ホッとしたのではありませんか(苦笑)

ところで右膝の様子はいかがでしょうか?
以前何かの講習会で、山行中に膝が痛くなるという質問をしていた方に講師の方が、「では足を前に踏み出して体重をかけてみてください」と言われてその通りにやった時、つま先の方向に膝が真っすぐに曲がる人は大丈夫だけど、そうじゃない人はひざを痛めると、言っていました。
B・Yさんの歩き方がどうとかではなく、意外と人って自分の歩き方に癖があるんだな、と思ったんです。
膝は私も怖いので、いつも気を付けてはいるのですけどね(^^;
一応参考までにe-330

さて、いよいよお楽しみの時間が近づいているようですね!
あの素晴らしい景色の中を歩ける幸せを噛みしめつつ、でも十分気を付けて行ってきてください!
お帰りをお待ちしております(^^
  • 2016-08-13 09:39
  • URL
  • 編集

1984. Re: タイトルなし

悠さんこんにちは!

8/6はどちらに行っておられたでしょうか。北か南かはたまた西か?(笑)いずれにしろ高いところだったのではないでしょうか。

この割引沢~ヌクビ沢は、なかなかエキサイティングなルートでありました。やっぱり山と高原地図の破線ルートは、すんなりとはいかないですね。スノーブリッジがあると危険で難しくなるそうなので、雪のない今年の夏はチャンスだと思い決行しました。達成感はとってもありましたね(^^)v

>つま先の方向に膝が真っすぐに曲がる人は大丈夫

ですか。やってみましたが、一応まっすぐには曲がってると思うんですけど、実は違ったりして?

守門岳、巻機山と右ひざが痛くなったのですが、痛くなったのが右ひざの「右外側」だったのです。これまではそんなことはなかったように思うのですが、加齢のせいなのか運動不足のせいかわかりませんが、そこが弱いことが判明しました。

ですので、その部分に最初からシップを貼って、ケアしながら歩こうかな~なんて思っています。まぁ今日も朝、地元の里山を2時間ほど歩いてきましたがまったく違和感なかったので、これで本番前のウォーミングアップは完了ってとこですかね。

天気は今のところ曇りの予報ですが、私が気を送って雲を散らしますよ~~~ 無事帰ってきたら日記をたっっっっ・・・ぷり書きますからね♪

1985. 膝痛

膝の外側が痛んで下りが辛いとか、足を外側に向けると痛みが治まるとかいうのを聞くと、腸脛靭帯炎でしょうか?
腸骨と脛骨を繋ぐ靭帯が、膝関節の外側とこすれて炎症を起こして痛みます。俗にランナー膝とも言います。
原因は靭帯の柔軟性不足だそうです。
関節そのものの痛みではないのでコンドロイチンは効果ありません。
私の場合は、気温が下がり始めて体の動きが鈍くなる晩秋や、体の動きが鈍いのに運動量が増える春先によく痛めます。
腸脛靭帯炎だとしたら、日ごろのストレッチとか、登る前の柔軟運動とかを心掛けると、ある程度予防できます。
ご参考まで。
  • 2016-08-14 21:36
  • ムニエル
  • URL
  • 編集

1986. Re: 膝痛

ムニエルさんこんばんは。

ネットで調べてみましたが、「腸脛靭帯炎」に間違いなさそうです(笑)

> 腸骨と脛骨を繋ぐ靭帯が、膝関節の外側とこすれて炎症を起こして痛みます。

右ひざの外側が痛くって、まさにこの↑症状なのだと思います。原因がわかって安心しました。

ひざの屈伸や曲げ伸ばしなどで、極力ほぐすように心がけたいと思います。教えていただきほんとにありがとうございました!これでロングトレイルもバッチリです(^^)v

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